ヴェリタ行政書士法人代表
原﨑 真実
行政書士
医療・介護・福祉でお役に立ちたい行政書士。医療法人で受付・クラークを経験。医療法人・歯科医院のサポートをしています。スタッフの一員になって想いを共にし、地域医療を支えていきたい行政書士です。二人の息子を持つ母であり、次男は医療的ケア児。 医業経営研鑽会正会員 日本医療法務学会正会員
医療法人財団とは、特定の個人や法人が一定の財産を無償で寄附し、医療施設を運営するために設立される医療法人の一形態です。
医療法人社団が「人の集まり」で設立されるのに対し、医療法人財団は「寄附された財産」が主体となって設立・運営される点が大きな特徴です。
複数の人が集まって設立、社員総会が最高意思決定機関
寄附財産を基盤に設立、社員総会は置かず評議員会を設置
このように、設立の基盤や運営機関に明確な違いがあります。
医療法人財団を設立する際には、次の点が特徴的です。
医療法人財団は、医療法人社団と同様に、次のような報告・届出を行う必要があります。
医療法人財団の運営には、定款に基づく複雑な手続きや届出が欠かせません。行政書士が関与することで、以下のメリットがあります。
厚生労働省「医療法人の機関について」通知(平成28年3月25日 医政発0325第3号)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000080739_6.pdf